宇治茶における放射能汚染の影響について

7月13日現在、京都府産の緑茶からはヨウ素131、及びセシウム134・137共検出されておりません。
私はこういうことには不案内ですが、
京都府茶業会議所が財団法人食品環境検査協会に検査依頼した資料茶について、
また京都府が島津テクノリサーチ社に依頼(7/13)して
ゲルマニウム半導体検出器によって検査したところ、
いずれも検出されず(検出限界10Bq/kg)との結果だそうです。
素人的には上記のような表現ではなく、「検出されず=0」であるべきと考えますが、ニュースなどで聞くには地球上どこへ行っても自然に存在するものらしいので、そのあたりになりますとしっくり来ないものの仕方がないところでしょうか。
国の出荷停止基準は、500bq/kgで、それを遙かに下回るものです。

京都府の検査結果へのリンクです。
http://www.pref.kyoto.jp/shoku-anshin/resources/1317006941969.xlsx

当舗の原料は全て京都府産でございます。

昨今消費者団体の方々と日本茶業中央会との間で申し合わせで、「県名=産地」の方向で表示するという風に合意されたようですが、宇治茶(京都)の業界ではそれに異を唱えております。

鎌倉時代より、宇治(京都府南部)を中心に、滋賀県・三重県・奈良県の京都に隣接する地域で生産され、宇治の茶師が合組(ブレンド)したのが連綿と受け継がれてきた伝統的な宇治茶です。その意味に於いて、宇治茶本来の品質を備えているものであればその三県の原料を使うことには抵抗を持っておりませんが、少なくともこの10年は京都府産のみで商いをしております。

また、仮に宇治のど真ん中で作られたお茶であろうとも、深蒸し茶などは「宇治茶」と呼ぶべきではなく、「京都府産深蒸し茶」あたりが的を射た表現だと考えております。何が宇治茶かと言うことについては諸説ありますが、数百年の歴史に裏打ちされたものを素直に継承していきたいと思います。

下記リンクに宇治茶について思うところを記述しております。

http://www.kyoto-wel.com/yomoyama/yomoyama10/081/081.htm

6月6日現在、「新茶」表示のお茶以外は昨年産(2010年)でございますので、放射能の影響は皆無(これまた報道等で言われる地球上のどこでも自然界に存在するレベルと言われれば否定できませんが)でございます。

今年のお茶につきましても鋭意情報収集に努め、正確な情報をこの欄に追記していく形でお知らせ致します。2011/06/17