冷茶の作り方も人それぞれ。ここでは幾つかの方法に分けてご案内致します。
1 とにかく手間がかかっても美味しい冷茶
玉露を使って
100g2000円以上の玉露を10g急須に入れます。
氷(冷蔵庫の四角いので結構です)を5〜10個入れます。
溶けきったらどうぞ。
また場合によっては、溶けてさらに10分ほどおいてからどうぞ。
お湯を入れて二煎目以降もお楽しみ頂けます。
煎茶を使って
100g800円〜1000円程度の煎茶5gを急須に入れます。
通常タブーとされる熱湯をお茶の葉ヒタヒタ+5mm程注ぎ、そのままでは
渋苦くて飲めないくらい濃く出します。
グラス(もしくは注ぎ分け用の急須やポット)に山盛りの氷を用意し、そこ
にさっと注ぎます。氷が溶けて程よい濃さになる方法です。
この方法は、英国式の正式なアイスティーの作り方と同様です。
2 一度に作り置きする方法(渋みをきかせて)
100g500円〜800円程度の煎茶を10〜20gやかんに入れます。
熱湯(グラグラで大丈夫!)を1〜2g注ぎ、10〜30分おきます。
ここのポイントは、そのまま飲むとちょっと苦いかなという程度にす
ることです。
やかんごと流水で冷まします。
ペットボトル等に移し、冷蔵庫で冷やします。
グラスに氷を入れ、注ぎます。
氷で若干薄まること、また冷たくすると渋さ・苦さがサッパリした味に
感じられます。
3 一度に作り置きする方法(マイルドに)
寝る前に翌一日分を作ってしまいます。お好みのお茶をご用意下さい。
10〜20gを容器に入れ、水を1〜2g注いで、冷蔵庫に入れておきます。
お目覚めの頃には飲み頃です。魔法瓶機能のある水筒などに入れてお出かけ
にどうぞ。
但し、水出しの場合は井戸水か、ミネラルウォターで! 水道水の場合は、
そのまま美味しく飲める場合は結構ですが、カルキ臭(塩素臭)柿になる場
合は、炊飯用の炭などを入れて一晩汲み置いた水を蓋を取ったヤカン等、口
の広い容器で沸騰させ、十分にカルキや有害物質を発散させると美味しくな
ります。
上記いずれも濃さは標準的なものですので、お好みでお茶とお湯(または水)のバ
ランスや温度、注ぐまでの時間等お好みで加減してみて下さい。
基本的には高温ほど苦渋味が強く、低温ほどまろやかになります。
どうぞ夏の一服をお楽しみ下さいませ。